完壁なパートナーが、巡り合う運命

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すべての男女には完壁なパートナーがいて、ある日ふたりは巡り合う運命にある。映画やテレビドラマは、ふたりが「運命」に導かれ、バス停やレストランで思いがけず巡り合う、というストーリーを飽きもせずなぞっていますが、これは「神話」に過ぎません。

ヒーローとヒロインが最もありえなさそうな状況で突然出会い、「幸せに暮らしましたとさ」で終わる童話が、この神話を幼い頃から私たちに植え付け、私たちにもいつの日か王子さまが現れるのではないかという理想を抱きがちになります。私たちは、特別な誰かに出会うための方法よりも、こうしたロマンチックな考えの方を信じるようになってしまうのです。

現実には、私たちが日常を過ごす職場や学校や友人関係の中で、そんな特別な誰かと出会う確率はきわめて低く、もっと広範な社会の中にパートナーを見つけるチャンスを託したとしても、どれだけふさわしい人が実在するかとか、どんな方法でその人を探すかといった、漠然とした社会状況に結果が左右されるものです。

☆世界のどこかにいる完壁なパートナーが、私と出会うのを待っているの?
多分「ノー」でしょう。パートナーは完壁な人間ではありません。ただし、あなたの強さと弱さに合い、それを受け入れてくれる強さと弱さを持った人物を求めるのは、理にかなっています。

<例>
「完全を求めることで、自分の人生をみじめにするようなことはしたくない」‐一点。
「だいたい平均的であるように努めている」‐四点。
「最高を私は求めますが、不完全さによって私の人生はだめにはならない」‐七点。
「完全にできない時は、できなかったのだから悔いてもしょうがない」‐十点。

参考:
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カップルになるためには、完壁でなくてもいい

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永続性がカップルの基準なら、婚約しているパートナー同士はカップルなのでしょうか?答えは「普通はイエス」です。法的にも社会的にも、結婚の方が婚約よりも永続性の高いものですが、公的に婚約したカップルは自分たちの関係を結婚と同様に永続的なものだと考える、という調査結果もあります。

これは「真剣につき合い始めた」「ステディになった」「婚約をした」などに過ぎないカップルにすら、当てはめることのできる意識です。しかし、互いに情熱を感じ、親密でロマンチックなカップルの中にも、彼らの関係が特別で永続的なものである必要はないと考えている人はたくさんいます。彼らはまだ、たんに「デートしている」のに過ぎず、なんらかの決断や関わり合いといった段階には到達していないのです。

排他性のない(それぞれが複数の相手と付き合っている)関係は、ふたりをカップルと呼ぶのを難しくしますが、彼らが「非カップル」以上であることはたしかです。少なくとも、彼らを「潜在的なカップル」と呼ぶことはできるでしょう。

☆カップルになるためには、完壁でなくてもいいのです。
まずはパートナーと出会う必要もあります。
とても特別な関係は高いレベルの情熱と関わりと、親密な仲間意識のコンビネーションです。でも、どんなカップルもこのすべてを完壁に備えているわけではありません。

最高・中庸‐ものごとの達成度にどんな規準を適用するかといった問題が、夫婦関係のトラブルになることがよくあります。そして、そのことがトラブルの原因となっていることに気がついていない夫婦も多いようです。あなたはどの程度の達成度を望んでいますか?

出典:結婚相談所 選び方

永続性がカップルの関わりの主要な要素

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離婚や別離は日常茶飯事とはいえ、永続性がカップルの関わりの主要な要素であり、社会の基準でもあるということは、結婚や婚約が終わりを告げることが、友情が壊れるよりもずっと困難な出来事だということをあらわしています。

カップルには友人よりも親密な仲間意識と情熱、そして関わり合いが必要です。この三つの要素をひとつの関係の中に上手にミックスさせることは、不可能な夢ではありません。多くのカップルが喜んでこれを実現させ、非常に貴重なパートナーとの関係を維持しているのです。

とはいえ、その逆に、結婚していてもカップルとは名ばかりの人々も多く存在しています。彼らは、かって共有していたはずの情熱や親密性などとっくに失ってしまっているけれど、子供のためや別離という不名誉を避けるために、関係だけを保っているわけです。

もしあなた方が、出会ったほとんどのカップルがそうであるように両極端なこの二つの例の間のどこかに落ち着き、かつては何よりも大切だった関係がそれほどのものではなくなってしまったり、はじめからふたりの関係がそれほど特別でもなく、相互依存性を持つものでもなかったとしても、もちろんあなた方はそれでもカップルです。

古典的なカップルの条件はそれほど満たしていないとはいえ、自分自身とパートナーの幸せにあなたが貢献できるかもしれない秘められた可能性を探り、関係そのものを探るという意味で、あなたはこの関係を有益だと感じるかもしれないのです。

参考:マッチドットコム口コミ

カップルの理想概念

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一般社会では、両親や兄弟姉妹、祖父母や義理の家族たち、私たちにとって重要なその他の人々は、その関係性がどうあるべきで、どこに向かって行くべきなのかについて強い意見を持っており、私たちの大半は彼らから多大な影響を受けているのです。

排他性と深い関わり合いに加え、カップルの理想概念には相互依存が含まれます。先に述べたように、どんな親密性にもこれは欠かすことのできないものですが、互いの影響力と相手への配慮から、カップルは一般的にほかの関係よりも多くのことを一緒に決定し、活動し、長期的な計画を立て、それぞれの人生に起こることを細かく知っている必要があると考えられています。

また、カップルにはより高レベルの感情表現が望まれています。恋人たちは、友人同士がそうするよりも、ずっと多くの時間を自意識と相互愛についての率直な表現に費やします。友人関係の場合、男性同士よりも女性同士の場合により多くの感情表現が見られますが、それでも普通はカップルの方がずっと多くの感情表現を行っているものです。

調査によると、出会い相手と一緒にいられることの喜びは、友人同士よりもカップルに強く見られる特徴です。関わり合いに誇りを持ち、カップルの基準に到達するためには、努力と犠牲が必要とされることもあります。したがって人々は、友人関係よりもカップルの関係の方が、信頼、理解、自発性においては、やや欠けていると受けとめているという調査結果が出ています。カップルの方が、どうやって関係を維持して行くべきかについての衝突や議論は頻繁に起こるため、安定性はより低いのです。

出典:

最も高レベルの義務感をおぼえるのが、カップルとしての関係

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親密性とコミュニケーションが発達するにつれて、言葉の意味はよりはっきりし、それぞれの期待のギャップが明らかになり、その修正が行われます。

たとえば、一方は「友情」を主に一緒に楽しい時間を過ごすことだと考え、もう一方はローンを共同で返済したり週末に家の仕事を一緒に片付けたりすることだと考えているかもしれないのです。また、ふたりは相手に対してどう振舞うべきか、話し合ったり察し合ったりした結果、ある合意に達することでしょう。彼らは平均的な関係の原則に自分たちなりのルールを加えるのです。水曜日ごとに一緒に昼食を食べなければ二人の関係は崩れてしまう、と感じる友人同士もいるかもしれません。

血縁関係には、友人関係よりもより細かい決まりごとがあるものです。たとえば、友達の誕生日よりも家族の誕生日のほうがおぼえていて当たり前、と思われているし、遠くへ引っ越しても家族とは連絡を絶やさないことをより強く期待されます。私たちが最も高レベルの義務感をおぼえるのが、カップルとしての関係です。

☆私たちはカップルなの?カップルになってゆくの?
二人が出会い付き合い始めた頃などに、こうした疑問が起こるのは、カップルの理想的な条件にピッタリ合っていると確信てきなければ、自分たちは「本物のカップル」だと言うのをためらってしまうから。そして、カップルとただの友違の間には、根本的な違いがあるからです。

参考:出会い